医療機関の水革命
水系の清浄化には
ウルトラファインバブル

起こすUFBノズルと起こさないUFBノズルが存在する。UFB製造時に外気導入するタイプは、外気による汚染を持ち込み、泡によるチョーキングを起こします。
UFB DUAL™は、原水に溶解している空気成分を湧出させる方式の為、外気を使用せず、また、チョーキングが起こる寸前に、水に再溶解してしまいます。

RO膜や透析ラインでは、まず一般細菌や生菌が平面に付着し、その死菌が出す多糖質物質の蓄積が、バイオフィルムと言われています。
バイオフィルム内には、30種類以上の細菌類が共生しています。このバイオフィルムをバインダーとしてその上部にスケールが形成されていきます。尿石や温泉のスケールも同じ経過をたどります。そのバイオフィルムを底面から剥離・排除するのが、UFBの役目です。

特許第6182715番により、ベンチュリ―法を採用する全てのノズルに、宿命的に発生する水量減・水圧減(30～60%減)を特許番号6182715号にて克服し、5%減程度の運転を実現させました。産業用としてもストレスなくご使用いただける唯一のUFBノズルであると自負しています。
・ノズル口径、ノズル材質の希望に対し、対応可能なこと。
・ガス溶解にも優れた性能を持つ。
・２酸化炭素ガスでは、ガス利用率98%を実現。
・スーパー銭湯や美容室に供給。
・水素ガスでは、水素ボンベを使い人工水素臭や飲用水素水装置を供給。

原水の水質のままであり、ミネラルやPHにも変化はない。ただ、原水中の含有する空気成分の一部をUFB化している。

UFB DUAL™で製造するUFBの直径は、50～200nm(ピーク145nm)約１億個/mlのUFBの内、約30%が通過します。通過できないUFBは、原水に溶解している空気成分を湧出させる方式の為、再溶解します。

UFB DUAL™ノズルでUFBを製造する時に、UFBにマイナスの電荷を持たすように製造します。お互いがマイナスの電荷を持つため、泡同士がくっ付くことはありません。このUFBが、バイオフィルムの底面に入り込み、全体を数日で剥離します。
その上面にあるスケールに対して、UFBは破壊・排除する能力が無く、外圧を必要とします。
バイオフィルムを剥離した後は、UFBが膜表面やチューブ接液部にコーティングしたように付着します。その後の一般細菌の付着を阻害し、バイオフィルムの再形成を妨害します。

UFB DUAL™の費用は、原水(水道水)の口径、RO水供給ラインの口径で決まります。RO水ライン消毒(熱水・薬剤)方式によりノズル材質が決まります。
ランニング面では、動力等は不要です。耐用年数については、原水用は、水道機器認証品であるため、10年以上です。RO水供給ライン用は、使用時の薬品や熱の条件により決まります。

人口透析では、塩素系消毒剤と過酢酸系洗浄剤が、状況に応じて使用されている。
汚水管渠等への損耗防止の観点からも、日本発の新技術であるUFBの活用は、薬剤の使用量・濃度低減の方向への一助となることを期待している。